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みんなで踏み出そう! 明日への一歩を 8


翌日。
「えーっ、只今、日曜日の32時、その日のうちに来たでしょ?」
字幕朗読に参加していた七海が、祐一の病室に顔を出した。
「何よ、32時って、朝8時じゃない。今は10時だから、それを言うなら34時よ。」佐緒里が素早く突っ込む。
「だって、映画祭で総合司会をしてくれる、演劇結社ぽっちゃりぽっちゃりの朗読会のブログのパクリだもんね。フェイスブックでも結構、話題だったのよ。」
七海は、笑いながら話す。
「あれは斬新で使いたくなるフレーズね。」
「そういえば、「映画祭物語」や「明日への一歩」の募集もフェイスブックで流れていたわよね。」
「映画祭の情報も、こんな風にして広がって行くといいよな。」祐一も頷いている。
「そうね。こうした映画祭があるよーってしってもらうことが、次につながるし。興味がある人は来てくれるものね。」
「最近、シティライツのみんなでも、随分やってるよね。」七海の瞳が輝く。
「何かな?」佐緒里が首をかしげる。
「えへ、宣伝しちゃおっと!」
「そうくると思った・・・。みんな、シェアやいいねをしてくれると良いね。」
佐緒里と七海は、大きくうなずく。

「ところで、字幕朗読はどうだったんだ?」祐一が急かす。
「ん?あ、ナイショ。ナイショって言いに来たの。
詳しくは当日のパンフレットを読んで欲しいから言っちゃダメなの」
それだけ言うと、七海は足早に 病室を後にした。

祐一は、口をあんぐりしたまま見送るしかなかった。
 そう言われちゃ仕方がないね。

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